新型コロナウイルスの影響で申請書類への押印を省略する「はんこレス」に向けた取り組みを１０月５日から開始したことを日南市は発表し、宮崎県内では最速のスタートを切りました。
市民が窓口で申請する際、はんこが手元になくて市役所へ再度申請に訪れたりする負担を防ぎ、窓口業務サービスの向上につなげたいとしています。
はんこレスは市役所の市民課で国民健康保険に関する申請ができ、マイナンバーカードや運転免許証などの顔写真付き身分証明書を提示する方法で本人確認をすることによって押印を省略できます。
市では押印の意味合いを再度確認して、はんこレスができる内容については２０２１年３月を目処に押印を廃止したい考えで、将来的には行政手続き申請のオンライン化についても見据えています。
オンライン申請は現時点で、児童手当関係１５種類、介護保険関係１１種類で合わせて２６種類と実績がまだ少ないのが現状。 創設されるデジタル庁の動きに合わせて柔軟に対応したいとしています。
このほか条例や規則などの改正により、はんこレスが可能なものについては、２０２１年３月の議会に改正案を上程する考えを示しています。
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