「カニマキ汁 北郷ん特産 うんめどー」
日南市北郷町の地域や年代が使う方言を集めた北郷弁のカルタ大会が2月16日に北郷ふれあい交流センターで初開催されました。
コロナなどで延期していたカルタ大会には、1チーム3~4人で北郷町の地域9チームが対戦。 カルタは北郷まちづくり協議会(渡邉倫章会長)が郷土への愛情を深めようと2020年から作成。
見てみると町内の自然や文化、歴史を中心に方言でユニークに紹介しています。 町民から方言の入った詠み札44枚の文言を募集、北郷小中学校の児童らが絵札を描いて2021年9月に完成しました。
▽親子で参加「北郷弁は普段から使っていますね」「普段使わない言葉を使ってカルタをするところが楽しい」とコメント。
カルタは2回詠み上げられてから取るのがルール。 お手つきをしたら相手チームに札が渡されます。
こちらは孫と祖父の真剣勝負です!
▽祖父の佐々木成喜さん(72歳)は「残念ながら孫に負けました」
▽中学3年生の孫・瀬川琉さん(15歳)は「めっちゃ楽しいです。地域の人たちがみんな優しくて楽しく遊べます。自分の知らない北郷弁があって興味深いですね。こんなに地域にあるんだと初めて知りました」と笑顔。
決勝の上位3チームは白熱の対決となりました。優勝したのは、まこえれもんじゃチーム。
▽戸髙安由美さん(38歳)は「決勝戦はすごい緊張感であふれていて、お手つきなどもしたんですけど、楽しさで乗り切ることができました。やっぱり方言を生かしたこういう企画があることで、老若男女関係なく大会参加されていた。ぜひとも2回目も3回目も続けていってほしい」と話していました。
北郷弁カルタは「道の駅きたごう」にも掲示されているそうです。 参加者たちは北郷弁のカルタで、郷土への愛着を感じていました。
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