任期満了に伴う日南市長選挙「公開討論会」が3月20日に日南市文化センターで行われました。 公に開催されるのは2013年以来の約12年ぶりとなり、日南青年会議所が主催する討論会には、市民ら約400人が候補者の主張に耳を傾けました。
候補者はいずれも無所属で、現職の高橋透氏(64歳)、元新聞記者の鎌倉優太氏(32歳)、元JAXA種子島宇宙センター所長の長友正徳氏(77歳)の3人が参加。 席順・発言順を抽選で決められ、コーディネーターが提示する6つのテーマに沿ってそれぞれの考えや政策を熱弁しました。
▽髙橋透氏「一番に力を入れていきたい政策、これにつきましても、まずは人口減少対策と地域経済の活性化の2つの取り組みを緩めることなく、しっかり前に推し進める必要があります」
▽鎌倉優太氏「日南市にお金がないと予算がないとか言われたことあるかもしれません。これからの自治体は、お金がないのであれば財源をしっかりと確保できる自治体じゃないといけない」
▽長友正徳氏「若者に選ばれるまちにするスローガンを掲げて取り組んでいます。若者がどんどん出ていっちゃう。それは賃金の高い仕事がないから。私は賃金の高い仕事を増やしたい。若者が外へ行かなくても済むように」
▽参加した市民は「会場からの質問に答えるコーナーがあったんですけれど、多分準備をされていない部分だと思うんですよ。それの内容についても、それぞれがしっかりと答えていて、いろんなことを考えているからこそ、この場に候補者がいるんだなと思いました」「皆さんそれぞれの質問の仕方とか構成がすごく良かったので、一つの問題に対しての答えがはっきりわかって、それぞれの違いもあって、とてもすばらしい会だったと思います」とコメント。
日南市長選挙と市議会議員補欠選挙の告示は4月13日(日)、投開票が4月20日(日)となっています。
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