今年で30回目となる「せせらぎの里 坂元棚田まつり」が道の駅酒谷を中心に開催され、市民や観光客で賑わいました。
イベントでは酒谷小学校1〜6年生による歌やダンス、獅子舞やよさこい踊り、坂元棚田まで6キロをウォーキングしながらの謎解きゲームなどが開かれました。
地元で採れたタラの芽やツワ、シイタケなどの「山菜天ぷら」が格安で販売され、朝から多くの行列ができました。 まつり30回目の開催を記念して、先着300人に「しし汁」のふるまいもありました。
▽鹿児島県曽於市から夫婦で訪れた山口裕之さん(59歳・自営業)は「野菜や草団子など買いによく来ています。しし汁はあっさりしていて美味しかったです」とコメント。
酒谷地区75歳以上の高齢者289人を対象に自宅から会場までを無料で送迎で支援する取り組みも見られました。
▽まつり実行委員長の四本克彦さん(78歳)は「30年前のレンゲまつりからこうして開催できているのも地域の方のおかげ。実行委員会のメンバーが高齢化しているのが課題ですね」と話していました。
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