日南学園高校(久保田一史校長・全校生徒452人)の調理科では包丁授与式が行われ、調理科1年生と保護者ら約60人が参加しました。
この包丁授与式は調理師になるための志と意識を高めるために2016年から毎年行っています。
久保田校長から1年生27人に3年間使用する包丁をひとりずつ手渡されました。 包丁は和包丁と洋包丁の5本セットで名前が刻まれています。
▽久保田校長が「1日も早く学校生活に慣れ、調理師として活躍する日々を常に思い描きながら、日々の授業や演習を充実させてほしいと思います」と述べました。
「どうかこの包丁と一緒にたくさん学び、大切にしてください」と3年生・厚地祈さん(17歳)が激励のあと、1年生の黒荷田三華さん(15歳)は「包丁を手にした瞬間、これから始まる調理実習の楽しみと少しの緊張で胸がいっぱいになりました。これから3年間この包丁を正しく、そして大切に使わせていただきます」と決意をしました。
▽包丁を受け取った生徒は「3年間で自分の包丁さばきができるようになりたい」「期待と不安で胸がいっぱいだけど、先生たちからの助けをかりながら3年間頑張っていこうと思う」と気を引き締めていました。
このあと生徒たちは、かつおの解体実演で包丁の切れ味などを見学。 1年生は来週から包丁を使った実習が始まり、包丁の基本的な切り方などを学習します。
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