日南学園高校(久保田一史校長・全校生徒452人)と、宮崎市などで専門学校を運営する宮崎総合学院が、教育提携に関する協定を10月7日に締結しました。
日南学園で行われた調印式には、両校の理事長らが出席し、協定書に署名しました。今回の協定には、キャリア教育の強化や授業連携などが盛り込まれています。
2026年度にスタートする「キャリアデザインコース」では、宮崎総合学院の講師が美容・情報・公務員分野の授業を年間10回ほど担当し、生徒の将来設計をサポートします。
また、県内企業や専門学校、大学による出前授業も予定されており、協定の取り組みは来年4月から始まります。
▽日南学園の藤原昭悟理事長は「進学先として、子供たちの個性に応じた進学先を選ばれる。子供たちに応じた進学が可能になったわけで、子供たちにとっても非常に幸せなことだと思っています」と話しています。
▽宮崎総合学院の川越宏樹理事長は「高等学校での教育から、専門学校の教育の流れつながりを作っていくということは、キャリア教育・職業教育という観点でも、学生さんにとってもいい機会になると思いますし、私どもにとっても非常にいい勉強になるかなというふうに思っています」と話しています。
日南学園が教育提携の協定を結ぶのは、鹿児島の大学に続いて2校目で、宮崎県内の専門学校との連携は今回が初めてです。




