秋の日南を彩る風物詩、「飫肥(おび)城下まつり」が、10月18日と19日の2日間にわたって開催されました。 九州の小京都とも呼ばれる飫肥城下町は、多くの人でにぎわいました。
日南で歌のうまい人を決める「歌うまグランプリ」。市内外から21人が出場し、予選を勝ち抜いた5人が自慢の歌声を披露しました。 ヒップホップアーティスト「Hilcrhyme(ヒルクライム)」によるスペシャルライブも行われ、会場は大盛り上がり。代表曲「春夏秋冬」など全11曲を熱唱し、集まった観客を熱気で包み込みました。
メイン行事の「時代絵巻パレード」には、およそ1,500人、49の団体が参加。 本町商人通りを華やかに練り歩きました。
江戸時代から伝わる郷土舞踊「泰平踊(たいへいおどり)」を保存会のメンバーや、小学生などが優雅に披露。3歳の子どもも参加し、観客を楽しませました。
侍大将や女武者が馬に乗って登場。さらに、市内外から選ばれた7人のミスお姫様が人力車に乗り、パレードに華を添え、沿道からは大きな拍手と歓声が送られました。
▽武者やお姫様を観た日南市内の人は「良い感じで格好良くてきれいでした」と話していました。
この日は最高気温28度。かき氷の出店には、涼を求める長い列ができるほどでした。
▽門川町から来た女性は「めっちゃ暑い、10月とは思えない」「風が吹いているので全然いいんですけど、日に当たるとととても暑いですね」と話していました。
このほか、三股町からジャンカン馬も初登場するなど、2日間で延べ4万7,000人が訪れ、秋の日南を満喫しました。




