丸かじりでも食べられる完熟きんかんの収穫が、日南市北郷町の谷口果樹園で最盛期を迎えています。
50アール程あるビニールハウスで、果樹園の谷口博祥さん(31)が、完熟きんかんを栽培しています。 完熟きんかんは、木の上で完熟させてから収穫する大玉のきんかんで、糖度が16度以上あるものは「たまたま」と言われており、程よい酸味と濃い甘みが特徴です。
この日は、谷口さんの家族ら5人で、完熟したきんかんを丁寧に摘み取っていました。そして収穫された完熟きんかんの選別作業にあたっていました。果樹園での収穫は1月中旬から3月下旬頃までで、約2.5トンの収穫を見込んでいます。
今年の出来具合について谷口さんは「JAはまゆう管内でも玉があまり伸びていないということで、例年よりか小ぶりなんですけど、今年の生育としては良い」と話していました。
JAはまゆう販売統括課によると、完熟きんかんの出荷量は、昨年は約450トン、今年度は約400トンの出荷を見込んでいます。また日南市内の完熟きんかんの生産面積は17ヘクタール(78戸)です。
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