日南海岸を通る国道220号「内海トンネル(仮称)」の貫通式が、5月17日に行われました。 施工者が開いた貫通式には、工事関係者や地域住民などおよそ150人が参加し、通り初めや鏡開きが行われ、トンネルの貫通を祝いました。
2024年4月から工事が進められているこのトンネルは、日南市鶯巣(おうさ)と宮崎市内海を結ぶもので、長さは871メートル。 宮崎河川国道事務所によりますと、トンネルの工事費はおよそ40億円です。
市民を代表してあいさつした髙橋透 日南市長は、「この220号沿線住民にとっては、豪雨災害、そして通行止め、不安との背中合わせで生活している。1日でも早く開通することによって、次なる事業へと着手できるものと、そう確信するものであります」と述べました。
▽鶯巣地区自治会長・伊比井豊次さん(81歳)は「(連続雨量)170ミリ雨が降ったら通行止めになるので、そういうのを解消されるので、非常に喜んでいる。1日も早く事故なく開通できたら嬉しいなと思う」と話していました。
近くを通る伊比井潮風トンネル区間(北区間)の開通後、2020年8月末までに、通行規制の基準雨量を超える大雨が5回発生しましたが、通行止めはなく、およそ200人の孤立回避につながっています。
この「内海トンネル」は、大雨や土砂崩れによる通行止めの解消など、防災面での効果が期待されています。 なお、設備工事や舗装などが残っているため、開通時期は未定ということです。




