日南市飫肥の酒谷川で3日、江戸時代初期の高僧・祐遍(ゆうへん)を偲ぶ「赤面法印灯ろう流し」が行われました。赤面法印は、美青年だった祐遍が自ら熱湯を浴びて顔にやけどを負い、その姿で厳しい修行を積んだと伝えられています。
会場には、家内安全や健康、先祖供養など、それぞれの願いを書いたおよそ150基の灯ろうが並びました。参加者が一つひとつ灯ろうに火をともして酒谷川へ流すと、やわらかな灯りが川面を幻想的に照らしました。
今年は95歳の参加者も元気に灯ろうを流したほか、オーストラリア在住の人から託された灯ろうも流され、国内外から寄せられた願いが酒谷川を彩りました。
▽東京から帰省の小学生「お兄ちゃんの受験の合格をお願いしました」
▽日南市内の家族は「みんな健康に過ごせますようにという願いを込めました。すごいきれいです。圧巻の景色でした」
流し始める直前には一時、通り雨に見舞われましたが、大きな影響はなく、参加者は無事に灯ろうを流し、夏の夜のひとときを過ごしていました。




