坂元棚田オーナーの田植え

坂元棚田オーナーの田植え

 日本の棚田百選に選ばれている坂元棚田で、棚田のオーナーによる田植えが、6月15日に開かれました。 参加したのは市内外から15組のオーナー・地域住民などおよそ100人。

 はじめに保存会から植え方の説明があった後、10アール程ある水の張った田んぼにゆっくりと入っていきました。 そしてヒノヒカリの苗を一列ずつ丁寧に植えていきました。

 このオーナー制度の田植えは、坂元棚田保存会(代表:古澤家光)が中心となって募集し、田植えや稲刈り、石垣の清掃や収穫祭などが行われ、3万5千円の年会費で棚田のオーナーになれます。

 田植えをした参加者は「おにぎり握ったり幼稚園でするので、米がどうやって出来るのか子どもに知らせるのは良いきっかけになると思います」と話していました。

 稲刈りは10月に行わる予定で、収穫した米は精米されてオーナーへ25キロが発送されます。 それ以上の収量があった場合は分配され、12月と3月に地元農産物と併せて発送されます。

 昨年、国の重要文化的景観に選定された坂元棚田。 日南市有数の地域資源を継承していくために、オーナー達と地域が一緒になって坂元棚田を守っていきます。



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