2月から始まる広島カープ春季キャンプを前に、日南市内では応援ムードが高まっています! 広島カープのキャンプ地・天福球場の近くに、およそ500匹のミニ鯉のぼりを瀬西地区の住民や園児などおよそ70人が飾りました。
このミニ鯉のぼりは、選手やファンを「おもてなし」するため、毎年この時期に掲げています。 60センチ程ある真新しいミニ鯉のぼりは、長さ50メートルと100メートル合わせて4本のロープにつけています。
瀬西区・田中哲雄自治会長(68歳)は「今年は大リーグから黒田博樹投手や、新井貴浩選手が阪神から復帰するなど、選手の強化もかなり進んでいます。今年こそは優勝すると思います。その気持ちで鯉のぼりを揚げているので頑張って欲しい」と話していました。
看板や横断幕も飾り付けられ、選手やファンを待つばかりとなりました。
このミニ鯉のぼりは、キャンプ期間中(2月末まで)掲げられます。
一方、球場から近い油津商店街では、広島カープを応援しようと陶板をつくるワークショップが開催! このワークショップには市民およそ20人が参加。直径20センチ・厚さ5ミリ程ある陶板に、鉛筆で下書きをしました。
陶板にカープのロゴやメッセージを画いたあと、丁寧に色を付けています。
絵付けをした陶板は、1200℃で本焼きをして、キャンプ期間中、商店街の空き店舗(油津カープ館・仮称)に飾られるそうです。
吾平津陶芸クラブ・谷口俊哉さん(59歳)は「子ども達が集まって熱心にして頂けたのはすごく嬉しい。これがまた商店街今後の活性化、この行事が続くように他の地域から来られれば、商店街の活性化になると思います」
主催者である油津応援団・加藤伝さん(32歳)は「カープ館(仮称)の設立に伴って、ワークショップが今後も続けられたら楽しい形。カープファンにも日南市油津がカープを押しているんだと伝わって欲しい」と話していました。
日南市での広島東洋カープ春季キャンプは2月1日から28日まで行われ、今年で53年目を迎えます。
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