城下町まちなみ再生 徳永さん報告会2

 日南市からの委託で飫肥(おび)城下町の空き家対策をする、まちなみ再生コーディネーター・徳永煌季さん(29歳)が、これまでの事業の進捗と今後の動きについて話しました。

 報告の中では、質の高い宿泊施設に改装する武家屋敷「勝目邸」と「合屋邸」は、2016年11月に着工し、今年5月のオープンを目指しています。 2棟の総事業費は1億1500万円で、宮崎銀行と地域経済活性化支援機構から資金調達をしています。
徳永さん「ほぼ民間資金で調達。熱い思いを持ってやっていく」

 1月28日に日南市と連携協定を結んだ株式会社乃村工藝社(東京都港区)が、宿泊施設の内装デザインの計画や、旧飯田医院などに地元の人や観光客を集めるコンテンツのプレゼンもありました。 乃村工藝社・山野恭稔さん「地域と地域のハブになるよう宿が機能しないか検討」

 また、旧伊東正俊邸(飫肥8丁目)に、個人による飲食店が2018年3月に完成する計画も。 徳永さん「宿が再生されて来る人がいなければただの箱物で終わってしまう。お客様に来てもらえるような飫肥、お金を落としてもらえるような飫肥にしていくため、精進していきたい」と話しました。

 このほか、高校生と飲食店がコラボでお土産スイーツの開発や、体験型観光の開発などの取り組みなども紹介。 旧山本猪平家で開かれた、日南の魅力を伝えるチャリティー写真展では、9日間で1116人の来場者があり、12万3600円を熊本城復興のため全額寄付したことを公表しました。

 報告会に参加した市民は「こんな短期間のうちにこういった活動が出来るとは大変驚きました。資金を集めて事業が出来ることは素晴らしい」「飫肥の町がもっと観光客や外国の人が来てくれたりして活性化すると良い」と話していました。

 重点を置く課題として徳永さんは「人と資金を集めること、飯田医院の利活用の道筋を立てること。空き家の再生のしくみの構築をしっかり地元の方と取り組んでいきたい」と意気込みを表しました。

 約9ヶ月ぶりとなる報告会は、今回で2回目の開催となり、約100人の市民らが訪れ、関心を持って話を聞いていました。






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