日南地区学校発明くふう展

 日南地区学校発明くふう展(日南地区発明研究会・池田誠宏会長)が日南山形屋で9月11日から始まりました。 児童に創意工夫の関心と、創作意欲の向上を図るために毎年行っていて、日南市内の小学生が夏休み中に制作した作品は、去年よりも88点多い136点を展示。

 独創的な作品・新しい工夫やアイデアなどといった基準を対象に審査が行われ、このうち「おみくじ大判焼」を制作した、河野玲さん(吾田東小4年)の作品が宮崎県発明協会会長賞を受賞。
お金を入れると回転焼きが回っておみくじが出る仕掛けで、磁石を使っているそうです。

 このほか、二つの円を組み合わせて動く「楽しいメリーゴーランド」(日南市長賞=有木唯菜さん・吾田小2年)や、クレーンを使ってロボットを組み立てる「ロボ工場」(宮崎県商工観光労働部門賞=古澤光希斗さん・油津小5年)など、あわせて10作品が受賞。

 審査委員の池田会長は「アイデア独創性は若干去年よりは良い。ただ工作力は落ちています。これは小さい時からナイフとか使って鉛筆を削れないのが一番の原因。(審査については)やっぱりアイデアと実際に動くものが一番票を獲ったと思います」とコメントしました。

 作品の展示期間は、9月11日~15日(9:30~19:00)までで、入場は無料です。
今回入賞した品は、10月16日~18日まで宮崎県学校発明くふう展(宮崎科学技術館)でも展示され、県で入賞された場合は全国日本学生発明くふう展に推薦されます。



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