古事記に登場する海幸彦を祭る神社として有名な潮嶽神社(佐師正朗宮司)。
日南市北郷町にある潮嶽神社の春大祭では、種もみをまいて豊作と豊漁を祈願する「福種下ろし」が、毎年2月11日の建国記念日に行われています。
神事では、北郷小中学校の児童4人が紅白の袴を身にまとい、笛や太鼓のリズムに合わせて日南市の無形民俗文化財になっている「みこ舞」を奉納。
このあと宮司が、種もみをまく「福種下ろし」を行いました。 拝殿にまかれた種もみは、田畑にまけば豊作、海にまくと豊漁になると伝えられているそうです。
そして、占いの結果は・・・「今年は豊作。注意いたしますことは病虫害に注意」とのことです。
結果を聞いた漁業関係者は「災害とか事故がありませんように、そして航海安全と大漁ですね。」農業関係者は「昨年は若干収量が減っておりましたので、今年はぜひ豊作になればと願っております」と話していました。
参拝客は、まかれた種もみを夢中になって拾い集めて、豊作と豊漁に期待を寄せていました。
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