日南学園高校の理数科・特進科１・２年生が日南市の地方創生をテーマとしたプロジェクト学習を毎年行っています。 ２回目となる今年度は、まちの活性化や雇用創出など、７つのプロジェクトを各１０分以内に発表しました。
日南市がコンセプトに掲げている創客創人プロジェクトでは、観光客の視点に立って調査したことや改善点を報告。 北郷の自然を活かしたアスレチックやサバイバルゲーム場のアイディアも。
地域の課題解決に向けて取り組む若者を育成する票育プロジェクトでは、日南を支える産業が人口減少によって後継者不足であることを発表しました（日南市長賞）。
また飫肥のお土産開発や、外国人に対応したメニューの多言語化をした活動も。このほか油津商店街などで、テナント誘致をする木藤亮太さんへ取材したことや、土曜夜市や広島カープのキャンプで、観光客へおもてなしの取り組みなどが発表されました。
発表をした黒木美空さん（1年/16歳）は「これまで活動してきて、難しい課題がいっぱいあったりした。今日このようにいい発表が出来てとても良かった」▽米倉伸哉さん（2年/17歳）は「高校生の活動をこれから増やしていかないと日本は少子高齢化が進んできて、ちょっとずつ若者の立場が弱くなってしまう。もっと若者がアクティブに日南市を動かしていかなければ」と話していました。
活動の成果を一生懸命に発表していた生徒たち。社会人になっても故郷を思う気持ちを高めてほしいです。
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