土砂崩れの国道220号 片側交互通行

土砂崩れの国道220号 片側交互通行

 6月20日の大雨による土砂崩れで全面通行止めが続いていた、国道220号は24時間の復旧作業が続き、予定よりも1日早く(28日)片側交互通行ができるようになりました。

 土砂崩れが発生した日南市宮浦の国道220号は、高さ100メートル・幅100メートルにわたり斜面が崩壊して1週間あまり通行止めが続いていました。

 片側交互通行を前に、現場が報道陣に公開されました。 
交互通行の区間には、高さ5メートルある鉄製の架設防護柵が132メートル設置され、4台の監視カメラで24時間体制で異常がないか確認をします。

 早く復旧したことについて、宮崎河川国道事務所・肥川雄二技術副所長は「復旧に携わって頂いた建設業界のみなさんが24時間疲労にムチ打ちながら取り組んだことがひとつの成果」 ▽全面復旧に向けての作業は「今から斜面の調査をもう一度やって、どういう対策が一番最適なのか検討した上で、現場の対策を進めていきたい」とコメント。
 
 そして13時に片側交互通行が可能となりました。
宮崎市内へ向かう日南市在中のドライバーは「今から宮崎市内に行くので助かります」と話していました。

 崩れた箇所の近くも急斜面で、今後崩れる心配がある日南市宮浦の国道220号の全面復旧は未定となっています。

 宮崎河川国道事務所では、今後も雨や台風などで通行止めを行うことがあるとして、最新の情報を確認するよう、呼びかけています。

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