12月1日から来年1月3日まで行われる「年末年始特別警戒取り締まり」に伴う、特別警戒隊の出発式が11月30日、日南警察署でありました。
1日警察署長に任命された、テレビ宮崎のアナウンサー・武田華奈さんが「日南警察署管内は去年に比べて事件事故が少なくなったと聞いています。世界一平和な町だと言われるようにお仕事頑張ってください」と出発式で激励しました。
続いて、日南市副市長・田中利郎が「広報啓発活動や特別警戒隊によるパトロールを通して市民の意識が高まるように、犯罪や交通事故防止に繋がることを願います」とあいさつ。
このあと、通常点検や車両点検が行われ、この日、出発する特別警戒隊の隊員は42人で、おもにコンビニや金融機関などの警戒、通学路の見守りや交通安全パトロールなどを行います。
そして、白バイやパトカー、青パト4台などが出発し、ドライバーや下校する小学生などに交通安全を呼びかけました。 防犯ボランティア団体や日南市と警察が協働で年末年始の防犯や交通安全を毎年啓発しています。
日南警察署生活安全課・甲斐雅隆課長は「年末になると人や車、事件事故も多くなります。特に高齢者に対する電話詐欺に遭わないようにすることと、子供の見守り活動を重点にやっていきたい。安心安全な日南市の実現が出来ればと考えています」
日南警察署によりますと、今年10月末までに市内で発生した人身事故件数は223件、刑法犯認知件数は141件で、いずれも前の年と比べ40件ほど減少しているということです。
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