旅立ちの春。日南市内の小学校で卒業式です。新型コロナウイルスの影響で、南郷小学校の卒業式は規模を縮小しています。体育館では座席の間隔を広げたり、窓を開ける対策をしました。
6年生68人とその保護者のみが出席。3月3日から臨時休校となっていて、子ども達は卒業式の練習が2回しかできなかったそうです。担任の先生から名前を呼ばれて、ひとりひとりに卒業証書が授与。壇上に上がるときはマスクを外して、校長先生から卒業証書を受け取っていました。
浅野誠一校長先生「小学校を育ちゆく卒業生のみなさん。ご卒業おめでとうございます。3月は小学校最後の学校生活を送る月でしたが、新型コロナウイルスの感染を防ぐために、先生方や友達との交流や学習の機会を奪うことになり大変申し訳なく思います。残念でなりません。しかし卒業式をこのような形ではありますが、実施することができることを嬉しく思います。そして今ひとりひとりに卒業証書を手渡しながら、みなさんの様々な活躍を思い起こしていました」と御祝いの言葉を述べました。
通常1時間半ほどかかっている卒業式は、40分程度に短縮して行われました。 そして教室へ戻って、先生と子ども達が思い出を振り返っていました。
卒業生の守山玲亜(れあ)くん「1年から6年生まで全部やりきったという気持ち。勉強や部活を頑張っていい大人になりたい」 藤原萌愛(もあ)さん「(臨時休校中)学校に来られなかった分、良い卒業式にすることができて良かったです。中学校では小学校とはだいぶ変わって、部活が入ったり、成績で番数がついてくるので、気合いを込めて中学校生活を過ごしたい」
令和初、規模縮小で特別となった卒業式。 それでも子ども達は笑顔で学び舎を後にしました。
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