ダーバン再生手続廃止 新会社で継続


日南市は10月2日の全員協議会で東京地裁より破産手続きが決定した株式会社レナウンの子会社、ダーバン宮崎ソーイングについて協力工場3社が新会社「株式会社宮崎ファクトリー」(代表取締役会長・大磯貴弘)を9月8日に設立して操業を開始したと市議会へ報告しました。

協力工場は株式会社ファミリーソーイング(代表取締役社長・荒木幸三)、有限会社日南ファミリーソーイング、株式会社日南トローザーソーイングで、これまで使っていた工場設備を宮崎ファクトリーが譲り受けて紳士服などを中心に部分操業を9月23日から開始。

崎田日南市長は「地元にあった3社の協力会社が立ち上がって新会社を別に設立して旧ダーバンの社員を雇用したことは大変ありがたく思う。50年以上続いた技術がこの地に残ることは嬉しく思っています」とコメント。

宮崎ファクトリーは元従業員40人を再雇用し、協力工場3社を含め従業員は現在約220人。 日南市は企業立地優遇制度の適用の準備を進めています。

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