門出の春、卒業を迎える市内の中学生に、あるものがプレゼント。 非行防止や犯罪をした人の立ち直り支援に尽力する日南地区更正保護女性会が作成した「押し花しおり」です。
このうち吾田中学校(末吉豊文校長・全校生徒411人)に会員が訪れて、押し花しおりを生徒へ手渡しました。 押し花しおりは、地元に咲いていた野の花やモミジの葉などが使われ「別々の道に進んでも故郷を忘れないで」という思いが込められているそうです。
▽山平志保子会長「更生という漢字をくっつけると『甦る』。大切な友達を失わないようにこの機会に歩み寄りましょう。大切な人生を送ることができます」と生徒たちに語りました。
▽代表でしおりを受け取った生徒は「私たちは1年生の頃と比べて
大きく心や体も成長しました。それは保護者や先生、地域の方々のおかげだと思っています。これからひとりひとりの道へと進んでいきますが、中学校で学んだことを大切にしていきたい。送っていただいたしおりも大切に使っていいます。ありがとうございました」とあいさつ。
▽中学校卒業前にとても大事な話を聞いて、どんなに経ってもしっかり覚えて、悪い方向に進んだり犯罪を犯すようなことが絶対ないように、しっかり活かしていきたい。
▽日南市が大麻などの覚醒剤が迫っている話を聞いてビックリした。身の近くにも危険があることを初めて知りました。今日話してもらったことを思い出して、今後の生活に活かしていきたいし、高校生活も頑張りたい。
今年で押し花しおりの贈呈は22年目。 日南地区更正保護女性会では、87人の会員がおよそ1年かけて制作し、今年はおよそ470人の卒業生に手渡します。
お問い合わせ
日南地区更正保護女性会
tel.0987-55-0899
日南市中央通1-9-7
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