日南市の一部が、映画「すずめの戸締まり」の舞台になっているのではないかと言われる中、大堂津小学校の保健室に「病気の戸締まり」が登場?
昼休みになると子ども達が、続々と保健室の前に集まってきました。 病気にならないよう気をつけるようになどと書いています。 扉を開けると、新型コロナやインフルエンザなどの病名が。メモを貼り付けて、病気にならないように宣言をしてから扉を閉めるそうです。
▽児童「私はコロナにならないようにマスクをして登校します」と宣言をして鍵をかけました。
▽実際に映画を観た児童は「映画を観てすごく似ていてワクワクして嬉しかった」と話していました。
子ども達の健康に関する意識が変わってきたようです。
▽児童「この扉を開けると病気のことが書かれてあるので、病気にかからないように頑張ろうと思います」「次から気をつける気持ちになったから良かった」とコメント。
扉はダンボールや発砲スチロールなどで出来ています。 養護教諭の荒木先生が「すずめの戸締まり」の主人公が災いのもととなる扉を閉めていく物語を参考に、昼休みや放課後などの時間を使って作ったそうです。
▽日南市立大堂津小学校・養護教諭の荒木悠允先生「すずめの戸締まりの映画が日南市が舞台なのではと話題が子ども達の中でも広まっていて、そこをヒントに扉を作ったら面白いんじゃないかと思って作成しました。毎月掲示物はするんですけど、一番という位人気ですね」と反響があったよう。
早速、戸締まりの効果もあったようです。
「寒い時期ですので手洗いをするのを抵抗感がある子どもがいたけど、これを書いたあと様子を見ると手洗いを積極的にしている姿が見られたので良かった。まずは病気にかからずに元気に過ごしてほしいのが一番。自分でどうやって対策をするか考えながら行動してほしいので、ぜひ実践していってほしい」と話してくれました。
病気の戸締まりは、子ども達への思いが伝わる扉でもありました。
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