今年最後の祝日は１１月下旬とは思えない暖かさになりました。 宮崎では最高気温が２５度を超える異例の夏日となった中、日南市の飫肥（おび）城下町にクラシックカーが登場。
このイベント「Classic Japan Rally 2023 SEVEN STARS in KYUSHU」は、運行開始１０周年を迎えるＪＲ九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」と、クラシックジャパンラリーがコラボレーションしたものです。
１９２０年代～７３年まで主にヨーロッパで生産された、世界でも貴重なクラシックカー９台のうち７台が飫肥観光駐車場に並びました。
訪れた市民は、世界に６７台しか存在しない貴重な車両「ブカッティ タイプ サーティー セブンエー」や、イギリスの自動車メーカーベントレーが１９２１年に初めて量産化したモデルの車両「スタンダード スリーリットル」などを写真に収めていました。
▽訪れた市民は「運転席とか観ていて楽しかった」「メッチャ最高です！」「ワクワクするような格好良さです。楽しんでいます」とコメント。
豫章館では髙橋日南市長らが激励し、郷土芸能「泰平踊」の披露があり、ドライバーたちのもてなしがありました。
▽福岡から参加したドライバーは「都井岬の野生馬の中を走るというのは、福岡に住んでいるとないので良い経験になったと思う。安全にみなさんと和気藹々と楽しく走りたい」
▽横浜から参加した人は「こんなに良いロケーションがあるのは大満足。良い天気で子ども達に会えて良かったと思います。飫肥は古い町並み。そのままの雰囲気が残されていて良い町です」と話していました。
クラシックカーは２３日に霧島市役所から出発し、鹿屋市・串間市・日南市・宮崎市の約２５０キロのルートを走りました。 ドライバーたちは南宮崎駅から大分へ向かう「ななつ星 in 九州」に乗車しました。
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