１３店舗の企業や団体が出店する「なんごう日の出市」（同実行委員会主催）が１２月２９日に港の駅めいつ前で行われました。 訪れた市民や観光客たちが水揚げされたばかりの新鮮な魚や水産加工品、正月飾りなどを次々と買い求め活気づいていました。
朝５時頃から行列が出来るほど人気を集めていたのは、外浦・南郷漁協が販売をする「南郷どれさかな福箱」。 発泡スチロール箱の中には、目井津港沖の定置網漁で水揚げされたばかりのサバ・アジ・トビウオなど３〜４種類の魚が１０匹程度入って１,０００円で販売。 箱の中には高級魚とも言われるイシガキダイが入っていたものも。 用意された１２０箱は２０分程で完売となりました。
▽ 友人と都城市から訪れた野海百合子さん（76歳）は「朝5時に家を出てきた甲斐があった。イシガキダイは刺身にして食べたい」 ▽南郷町の久津輪巌さん（76歳）は「これだけ入って1,000円は安いですね。福箱の魚は煮付けや刺身にして家族で食べます」とコメント。
▽実行委員会は「コロナ前のように活気があり例年通り多くの人出で賑わって良かった」と話していました。 日南市や南郷漁協、南郷町商工会が年に５回程行っている「なんごう日の出市」は２ヶ月に１回開催しています。
△イシガキダイが入った南郷どれさかな福箱
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