丸かじりでも食べられる「完熟きんかん」の収穫が１月１０日から日南市内ではじまりました。 完熟きんかんは木の上で完熟させてから収穫するきんかんで、程よい酸味と濃い甘みが特徴。
日南市北郷町大藤の中津さんの家族やパートら１０人が、４０アールのビニールハウスで、完熟したきんかんをひとつずつ丁寧に摘み取っていました。このハウスでは１日でおよそ６００キロ収穫するそうです。
ＪＡはまゆうハウスきんかん専門部副部会長の中津弘己さん（71歳）は「今年は台風の被害もなく宮崎の太陽の光をいっぱい浴びて、私たち生産者がまごころをいっぱい込めて、ハウスの中でじっくり、完熟に仕上げています。皮ごと丸かじりできる、きんかんを食べて幸せな気持ちになって欲しい」と話していました。
ＪＡはまゆうでは糖度が１６度以上、直径が２.８センチ以上ある完熟きんかんを「たまたま」とブランド名をつけて出荷。 今年の完熟きんかん「たまたま」は１月１５日に市場へ出荷解禁となり、主に関東や関西中心に出荷されます。
日南市内の収穫は３月中旬までで、今年度は例年並み約３６０トンの出荷を見込んでいます。
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