宮崎県警察本部は特殊詐欺の被害を防ごうとコンビニエンスストアのエリアマネージャーなどを「特殊詐欺被害防止マイスター」に指定しました。 このうち日南市内で特殊詐欺被害防止マイスターに指定されたのは、セブン-イレブン日南飫肥店の従業員・坂元美紗稀さん(30歳)です。
日南警察署で行われた指定式では、橋元裕明署長から指定書とマイスターのバッジが手渡されました。 このマイスターは、特殊詐欺の最新の手口を警察と情報共有するなどして被害の未然防止を図ることにしています。
セブン-イレブン日南飫肥店では、過去に特殊詐欺を3回防いでおり、従業員の坂元さんは、これまでに警察より感謝状を2回受け取っています。
▽坂元さん「これからも従業員いっしょになって声かけをして詐欺防止に努めたいと思います」とコメント。
▽日南警察署・生活安全課の森山課長「電子マネーを購入させる手口が増えているので、電子マネー購入させるという文言があった場合は詐欺を疑って被害防止に努めてもらいたい」と話していました。
2023年、宮崎県内では特殊詐欺による被害が52件確認されており、被害額は過去最高の3億5807万円に上っています。
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