日南市特産のきんかんや日向夏などを集めた「中晩柑果実展示会」が2月9日に宮崎県総合農業試験場の亜熱帯作物支場で開催されました。
この展示会は、柑橘類のPRと消費拡大につなげようと、宮崎県やJAなどが毎年開いているものです。
会場には日南市南郷町にある支場内で育った、きんかんやレモン、デコポンなどの柑橘類40品種が展示されました。 市内外から生産者や消費者が訪れ、手に取って香りか果肉などを確かめていました。
国が新たに品種登録をしたブンタン系の柑橘新品種「瑞季(みずき)」や「汐里(しおり)」、宮崎県で開発された種なしキンカン「宮崎夢丸」など6品種の試食会が開かれ、アンケートに答えていました。
▽鹿児島県志布志市から訪れた山下宗蔵さん(71歳)は「瑞希は4月が成熟期とのことで酸と糖のバランス、とろけるような味に仕上がってくれることに期待したい」と話していました。
▽南那珂地区営農振興協議会果樹部会の金丸祐貴会長は「温州みかんの価格と生産性が低迷する中、果実を広く知ってもらうことと、ドローンを活用した取り組みを紹介するなどして今後も果樹産地の振興をしていきたい」とコメント。
このほか亜熱帯作物支場内の見学やドローンによる農薬散布の実演もありました。
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