日南市と串間市では温暖な気候をいかした早場米作りが盛んで、稲刈りが始まっています。 日南市で早場米「コシヒカリ」の出発式が7月17日に行われました。
JAの選果場には農家が生産した早場米の「コシヒカリ」の新米2.8トンが集められ、袋からコメを抜き取り、目視で粒の形や大きさをチェックし、水分の量を測定して検査員が品質を検査しました。
検査の結果、この日の新米は最も品質のよい1等米に格付けされました。 4月以降に高温と長雨の影響がありましたが、その後は天候にも恵まれて順調に育ち実入りのいい米ができたということです。
集まった関係者に見送られながら新米を載せた大型トラックが出発し、九州や関東などに向けて出発していきました。 新米は早いところで今週中には店頭に並ぶということです。
▽JAみやざきはまゆう地区本部の稲作部会・矢野重男部会長は「初出荷と出発式は生産者にとって大変嬉しい思いです。温暖な気候をいかして例年通り美味しい米ができた。早期米の新米をぜひとも賞味してもらいたい」と話していました。
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