梅雨の晴れ間は真夏日 「坂元棚田」で田植え始まる

梅雨の晴れ間は真夏日 「坂元棚田」で田植え始まる


 梅雨の晴れ間は真夏日となった今日。 日南市酒谷の「坂元棚田」で田植えが昨日から始まっています。 

 1枚5アール程の水田約70枚で稲作が続けられている坂元棚田は、標高200メートルのふもとに広がり国の重要文化的景観、日本の棚田百選に選定されています。

  棚田を保全している保存会メンバーのうち農家の家族4人で、15センチ程に伸びたヒノヒカリの苗を田植え機で植えていました。

 ▽2日間で約45アール田植えをした坂元棚田保存会の石灘善紹さん(50歳)は「普通作なんで台風災害によく合うので無事に収穫できればなと思っています。(米の値段について)例年並み、もしくは米の値段も下がるんじゃないですかね。このまま下がっていけば、生産性の面からいって赤字ですね」と話してくれました。

 保存会によると今年は6月15日に「棚田オーナー制度」による田植えが行われる予定です。 棚田の田植えは6月中旬頃までで、稲穂が黄金色に染まる10月末に稲刈りが行われます。

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