
10月18日・19日に開催される「飫肥(おび)城下まつり」を前に、会場となる飫肥城跡とその周辺で奉仕作業が行われました。 作業には、日南市シルバー人材センターの会員65人と、日南学園高校・看護科の生徒25人、あわせて90人が参加しました。
作業開始前には、日南市シルバー人材センターの前田芳成理事長が「まつりには4万人以上の来場が見込まれています。皆さんの奉仕活動が大きな支えになっています」とあいさつしました。

参加者たちは、飫肥城跡の大手門や豫章館の敷地に生えた雑草を草取り鎌で丁寧に刈り取り、まつりを気持ちよく迎えられるよう整備しました。 また、約350台が駐車可能な臨時駐車場となる本町橋の河川敷でも草刈り作業が行われました。
▽作業に参加した日南学園・宮崎穎学館1年の黒木悠さん(15歳)は「飫肥に来るのは小学生の時の城下まつり以来で、豫章館には初めて入りました。自分の地元とは違う自然や歴史を改めて感じられて、きれいになると気持ちがいいです」と話していました。

日南市シルバー人材センターによりますと、この奉仕活動は1977年から続く恒例行事で、地域の伝統を支える大切な取り組みとなっています。 作業は午前9時から12時ごろまで行われ、参加者は清々しい汗を流していました。





