6月に延期となっていた陸上自衛隊第8音楽隊による「第13回巡回演奏会」が、10月11日、日南市の南郷ハートフルセンターで開かれました。
今回の演奏会は、「地域とともに」をテーマに、自衛隊に対する理解や親しみを深めてもらおうと毎年、熊本・鹿児島・宮崎で開催されています。
会場には市内外から約620人が訪れ、華やかな演奏に耳を傾けました。 演奏を行ったのは、熊本市に駐屯する陸上自衛隊第8師団の音楽隊37人。
映画音楽をはじめ、昭和100年を記念したメドレー曲や最新の曲など親しみやすいプログラムが披露され、会場は終始、温かな拍手に包まれました。
また、演奏途中には、自衛隊のパックめし「戦闘糧食Ⅱ型」をユーモアを交えて紹介するコーナーなども設けられ、来場者は楽しそうに見入っていました。
▽串間市から来た女性は「素晴らしいです。迫力が違いますよね。来てよかったという感じです」 ▽都城市から来た男性は「元気をいただきました。これは自衛隊をPRするためには、なくてはならない活動だと思います」 ▽日南市からの女性は「迫力があったし面白かったです。来年もあったら聴きたい」などと話していました。
陸上自衛隊第8音楽隊が日南市で演奏するのは今回が初めてで、自衛隊の音楽隊による公演は、西部方面音楽隊が2007年に公演(日南市飫肥)して以来、18年ぶりとなります。




