1月26日は「文化財防火デー」です。これに合わせて、日南市飫肥にある小村寿太郎生家で、消火訓練が行われました。 日南市の歴史的建造物である小村寿太郎生家は、現在の生誕碑の場所から移築された建物で、2004年から市が外観を一般公開しています。
訓練は、敷地内で何らかの原因により火災が発生したとの想定で実施され、施設を管理する保存会の職員が消防へ通報。観光客に扮した市の職員らを安全な場所へ避難誘導し、火元を想定した発煙筒に向かって初期消火を行いました。
その後、火災が拡大したとの想定で、消防車2台が到着。駆けつけた消防隊員が、およそ5分間にわたり放水し、消火活動を行いました。
この消火訓練は、後世に残したい貴重な文化財を守ることを目的に、毎年実施されているもので、市や保存会の職員や消防署などおよそ30人が参加しました。
▽施設を管理する飫肥城下町保存会の事務局長・後藤廣史さんは「今日は非常によくできたと思います。日頃心がけとして、文化財を大切に守っていくという使命があるということを改めて感じました」と話していました。
保存会では、この訓練にあわせて、朝7時から職員による緊急連絡網の通報訓練も実施しました。参加者たちは、訓練を通して、貴重な文化財を守るための防火・防災意識を改めて高めていました。
日南市消防本部によりますと、2025年、市内では16件の火災が発生し、今年に入ってからもすでに2件の火災が確認されているということです。




