東九州自動車道で未着手だった日南から志布志（約40キロ）のうち、油津〜南郷間と、奈留〜夏井間の新規事業化が決まり、関係者や市民らおよそ１５０人が日南市役所に集まりました。
崎田日南市長は「今日の日は大きな一歩で、まだまだ通過点。全線開通に向け皆さんで力を合わせて頑張ってまいりましょう」と話しました。
集まった園児たちも見守る中、くす玉を割って事業化を祝いました。 ▽中央こども園の年長園児は「開通までドキドキしています」 ▽宮崎日南生活ロード女性の会・山口勝子会長（77歳）は「距離も長いし、この次にすぐ進む気がしています。全線開通を目指して、一段と気持ちを引き締めながら要望活動をしていきたい」とコメント。 ▽期待について崎田日南市長は「この高速道路が繋がることは夢が広がっていきますので、今回の事業化決定は本当に大きいもの」▽早期開通に向けて「工事が円滑に進むように行政もしっかり動いて早期完成を頑張っていきたい」と話しました。
事業化となったのは、油津〜南郷の長さ６.４キロの区間と、奈留〜夏井の長さ１４.１キロの区間でいずれも２車線の道路です。 ２０１９年度の予算１億６２００万円を盛り込み、２区間で建設に向けての地質調査や設計などが行われます。
日南北郷と日南東郷間（約9キロ）は、２０１８年度に開通していますが、清武南（宮崎市）と日南北郷間はトンネル１３個のうち１２個が完成し、開通時期は未定となっています。
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