日南市二十歳を祝う会 18歳で成人となった世代約400人集まる


 20歳を迎えた人を祝おうと日南市では「二十歳を祝う会」が、南郷ハートフルセンターで1月7日に行われました。 晴れ着や真新しいスーツに身を包んだ若者たちが再会を喜び合っていました。

 会場のスクリーンには、中学時代の写真が披露され、自分たちの写真が映し出されると歓声が起こっていました。 二十歳を代表して外山拓弥さん(20歳/大学生)が市民憲章を朗読。

▽髙橋日南市長「二十歳の節目を迎えられたみなさん本日は誠におめでとうございます。能登大地震で亡くなられた方々に黙祷を捧げていただきました。二十歳を祝う会を開催できることに感謝をし、安否が心配されています方々の一刻も早い救出と一日も早い能登地方の方々安寧を切に願います」とあいさつ。

 このあと客席に向かって、橋野翼さん(20歳/大学生)と日髙乃々葉さん(20歳/銀行員)が誓いの言葉を述べました。
▽橋野さん「私は将来人材マネジメントに携わる仕事に就きたいと考えています。人々が輝く社会づくりが重要だと思います」
▽日髙さん「私たちが18歳で成人となった初めの世代でもあり気の引き締まる思いです。この自然豊かな日南で育った誇りと感謝の気持ちを忘れず、これまでの経験を糧に、これからも強くやさしく責任ある大人でありたい」

▽二十歳の抱負を伺ってきました。
「今年から就職するので就職先でしっかり頑張りたい」「今 歯医者で働いているんですけど、ちゃんと仕事を覚えて頑張ります」

▽赤い袴を着た大学生「目立ちたいなと思って、一生に一度しか着ないし赤の袴でビシッと決めました」とコメント。

 2003年(平成15年)の日南市を振り返ると、酒造会館のオープン。黒潮ロード舞之山トンネル完成。豪華客船「飛鳥」の初入港などの出来事がありました。 日南市によると今年、コロナ禍より多い、およそ400人の若者が二十歳を祝う会に参加しました。

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