日本農業遺産に認定された近海かつお一本釣り漁業で、漁獲量日本一を誇る日南のかつお一本釣り船団が、初出港の時期を迎えました。
日南市内で今年最初に出港するのは、南郷漁協に所属する「竜喜丸(たつよしまる・119トン)」です。
「竜喜丸」は昨年、約1,539トンのカツオを水揚げし、漁獲高はおよそ7億円(税込)。3年連続で日本一に輝いています。
2月1日、大型カツオ漁船の乗組員(23人)らが出港の準備に取り掛かった後、午後1時ごろから豊漁と航海の安全を祈願しました。
▽竜喜丸の船頭・日高陽祐さん(46歳)は「自分たちも頑張ってずっと宮崎が日本一なので、それを全国の人に知ってもらえるように頑張ります。一番は航海安全なんですけど、それとともに誰よりもたくさん釣りたいと思います」と話していました。
杉の葉で送り火がたかれる中、午後2時ごろ、漁船は家族や地区の人たちに見送られ、大きな大漁旗をなびかせて港を出港しました。
かつお一本釣り漁は、沖縄や小笠原の周辺から東北方面へ北上しながら11月下旬ごろまで続き、この出港を皮切りに、日南市では初カツオのシーズンが本格的に始まります。
日南市のまとめによりますと、市内の漁協に所属するカツオ一本釣り船(20隻)の総水揚げ量は、2025年に約1万4,500トン。漁獲高はおよそ65億6,000万円(税込)となっています。




