日南市の南郷小学校(伊鹿倉洋樹校長・全校児童258人)で9月7日、2年ぶりとなる防災参観日が行われ、児童と保護者あわせて約500人が参加しました。 参観日に行われた訓練は、南海トラフ巨大地震の発生により大津波警報が発表されたことを想定。
(防災無線)「日向灘沖で地震が発生し津波の襲来が予想されます」
登校する時間帯に防災無線やメールで避難の指示が出され、自宅から近いた避難場所に避難しました。 これに合わせて南郷地区6つの自治会も訓練に加わりました。
日南市は地震発生から最短で約14分後に津波が到達されると想定されています。 海抜54メートルの西町団地体育館駐車場などに住民らが集合し、避難にかかった時間はおよそ10分でした。
▽地区住民は「実際本当にそういう災害になった時もこんな状況になるのかなと思いながら、ベビーカーとか準備する時間があるのか不安もありながら来ました。訓練の機会があって非常にいい経験になった」とコメント。
到着後には職員や自治会による講話のほか、消火器の取り扱い訓練も行われ、参加者は真剣な表情で取り組んでいました。
▽中央町自治会・甲斐富貴男会長「危機意識を持ってもらい、やっぱり訓練に参加をしていただきたい。実際体験していただくと、これが日頃からの危機意識に対する心構えじゃないかなというふうに思っています」と話していました。
このあと学校では地図を使って危険な場所や避難経路を確認する図上訓練も行われました。
▽6年生は「とにかく走って高い場所に逃げる」「地震がいつ来るか分からないので、そのために準備をちゃんとしておこうと思いました」と話していました。
防災士とともに地域全体で防災意識を高める機会となりました。




