
日南市の観光名所・飫肥(おび)城跡にある大手門と豫章館で、正月を迎える準備として、門松としめ縄の設置が行われました。
この門松としめ縄は、江戸時代の旧飫肥藩主・伊東家に代々伝わるもので、1985年から40年にわたって続けられています。12月15日は、飫肥城下町保存会から委託を受けた地元の造園業者4人が作業にあたりました。
しめ縄は、長さ6メートルの竹を2本立て、その間に長さ8メートルの竹を横に組み、左右それぞれ約4メートルのしめ縄を張っています。袋の中には、子孫繁栄を願うダイダイやユズリハ、命の源とされる米や干し柿などが納められ、さまざまな願いが込められているということです。
また、しめ縄を支える竹の根元は、シイの木の束で固定されています。門松には、縁起物とされる松や梅のほか、赤い実をつけた南天などがあしらわれ、訪れた観光客は一足早く正月の雰囲気を楽しんでいました。

▽東京都から観光で初めて日南を訪れた小松大泰さん(51歳・会社員)は「普段目にする正月飾りとは違って、独特な雰囲気があり、新鮮な気持ちになりました」と話していました。
大手門と豫章館の門松としめ縄は、2026年1月15日まで飾られる予定です。なお、年末の飫肥城由緒施設は、12月29日から31日まで休館となりますが、小村寿太郎記念館は期間中も開館するということです。
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小村寿太郎記念館
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