看護の道を目指す生徒が誓いを新たにします。
日南学園高校(藤原昭悟校長・全校生徒544人)の看護科3年生31人による戴帽式が5月20日に行われました。
厳かな雰囲気の中、戴帽の儀が始まりました。
一人ひとりに真新しいナースキャップ、男子生徒にはバッジを授けられました。
続いてナイチンゲール像にともされた灯をキャンドルに移し、全員でナイチンゲール誓詞を朗読。
藤原校長は「ナイチンゲールの偉業を再確認し、わが理想として、生涯持ち続けていってほしい」と式辞を述べました。
そして専攻科2年・土居明日香さん(20歳)は「看護は自分の価値観を一度捨て、相手の中に自分を投じることから始まるのではないでしょうか。皆さんの実習が実りあることを祈っています」とお祝いの言葉を送りました。
戴帽生代表の看護科3年・礒﨑音々さん(17歳)は「実習期間もこれまでよりも長く、受け持ち患者を持たせて頂くため、今の私たちにどれだけのことが出来るか不安ですが、これまでの学習で得た知識を活かすことが出来るよう努力したい」と決意しました。
戴帽式を終えた生徒たちは、毎年5月と11月の各3週間、市内の病院で臨地実習に臨みます。
5月30日から実習に入る生徒は「患者に信頼される看護師になれるように一生懸命実習に励んでいきたい」「ちゃんと患者に寄り添って常に笑顔で頑張っていきたい」と話していました。
日南学園の看護科・看護専攻科は5年一貫教育により、看護師国家試験の受験資格が得られます。
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