日南学園高等学校・調理科3年生34人による卒業作品発表会が1月12日に行われ、学校関係者や保護者、実習でお世話になったOBなど、およそ250人が招かれました。
調理科生徒代表の田中勝丈さんが「34名全員がこの5ヶ月間良いものを作りあげるために、一生懸命取り組んで参りました。人を感動させる料理を作れるように努力したい」とお礼の言葉と抱負を述べたあと、3年間の集大成が披露。
会場には、個人作品175点、グループ作品1点、合計176点にもなる見事な作品が並べられています。
今年は日本料理、西洋料理、そして中国料理にこだわることなく、和洋折衷が多くみられました。
「大切な人へのおもてなし」をテーマに、夜通しで作品を制作した生徒たちは、各テーブルで料理を提供したり説明をするなどして来場者をもてなしていました。
生徒は「豚の角煮が前の日から煮込んでいて、結構大変でした」▽家族は「孫になるんですけれど、家では何にもしないのに、こんなに味も良くって感激しています」 ▽進学をする生徒は「鯉が凄く大きいので、揚げるところとか、カツオを丸ごと焼いたり凄く大変でした。栄養士の方の専門学校へ行こうと思っています」と話していました。
3月に卒業する調理科の生徒の進路は、宮崎県内のホテルや、関西方面の料亭など就職や進学が決まっています。 生徒たちは、卒業作品を精一杯表現することができたようです。
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