不審者やテロを水際で食い止めようと、宮崎海上保安部などの捜査機関が連携強化を図る目的の合同訓練が油津港で7月24日に実施され、8つの機関からおよそ50人が参加。
今回初となる外国クルーズ船を想定した訓練。
乗組員の荷物をX線を使って税関が調べたところ、爆発物らしきものがあったと想定して始まりました。
次に、港湾管理者と警察、それに宮崎海上保安部が警戒区域を設け、市役所の職員が観光客などに避難誘導の指示をしました。
乗組員に荷物を託した共犯者が乗客にいたということで、警察が威嚇射撃をして犯人役を取り押さえました。
このほか、負傷者の救護と搬送、入管や税関による乗客乗員の審査や手荷物検査など、一連の流れを確認しました。
宮崎海上保安部の小野和哉部長は「テロについてはひとつの機関だけではできない。関係機関が一致団結して、テロに向かって全て出し合い対応してはじめて出来るものなので、訓練は大事だと思います」と話していました。
油津港でクルーズ船での不審者やテロは一度も起きていませんが、宮崎海上保安部と各機関(油津港危機管理コアメンバー)は、今後も連携して不審者やテロ対策に努めることにしています。
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