日南市南郷町の目井津漁港で水揚げされるブランド魚「めいつ美々鯵(びびあじ)」の出荷宣言が3月15日にありました。
美々鯵は、大きさや鮮度管理など厳しいブランド基準があります。 中でも脂質が7%以上ある「めいつ美々鯵三ツ星(みつぼし)」というハイグレードブランドも、これからピークを迎えます。
これまで手作業で脂質含量の計測は負担がありましたが、3月5日から、脂ののりを光で検査する自動脂質選別機による運用が全国で初めてスタートしました。 1分間に40匹ほど計測ができることで、鮮度落ちの心配もなく、多くの美々鯵が出荷できます。
出荷宣言のあと仲買人や関係者が早速、味を確かめていました。仲買人は「美味しいです。待っていました」とコメント。
初日の水揚げ約200キロのうち、キロあたり3千円で競り落とされました(シーズン平均435円/kg)。 この日の美々鯵は、おもに宮崎県内を中心に出荷されます。
めいつの魚ブランド化推進協議会・元浦亮会長(66歳)「みなさんに美味しいアジが届けられると思います。(めいつ美々鯵三ツ星について)4月中頃から脂のりのあるアジが目井津に入ってくると期待しています」と話していました。
「めいつ美々鯵」の出荷は6月頃まで続きます。
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