普通免許で運転できる消防ポンプ車を導入


 日南市消防本部は、総重量3.5トン未満の消防ポンプ車と小型動力ポンプ付き積載車を宮崎県で初めて導入しました。

 日南市がおよそ1900万円かけて導入した消防ポンプ車の重さは3.4トン程あり、普通免許で運転が可能になります。 コンパクトなボディにポンプ室上部と車両の後部に資機材庫があり収納力も確保されているのが特徴。

 このほか特徴として、放水性能を落とさず、従来通りの消火能力を発揮。安全機能付ポンプ操作盤「e-モニタ」。圧力計と連成計は斜め45度に張り出し、操作中の視認性を向上しています。

 2017年3月の道路交通法の改正により、改正前の5トン未満から3.5トン未満に引き下げられことで、今後、従来の消防ポンプ自動車を運転するには準中型免許が必要です。

 20年程経過する日南市消防団の車両を更新するために導入された消防ポンプ車は北郷大藤分団へ、小型動力ポンプ付き積載車は鵜戸分団へ配備されます。

 3月27日に消防本部で、消防団車両貸与式が行われました。日南市消防団・北郷大藤分団長の弓削要さん(勤続21年)は「今現役で22〜23歳からいますので、全員が消防車を運転できるということで、緊急なときも対応できるので良いと思う。やはり普通免許でAT限定の団員が4割ぐらいになっている。みんなが使えるということは大変良いと思う」と話していました。

 消防本部の話では、消防団員の平均年齢が年々上がる中、AT者限定で免許を取得する若手が増えている。消防団員の平均年齢は41.3歳(2018年4月)。 消防団が使う車両は今後3.5トン未満のAT車両に切り替えていきたい考えです。

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