「時の記念日」小学生が城跡で鐘つき


 6月10日の時の記念日にちなんで、地区の文化財を守り時間を大切にしようと、日南市立飫肥(おび)小学校と酒谷小学校の児童77人が鐘つきをしました。 始めに児童たちは、飫肥についての郷土学習に取り組んでいる「飫肥城下町文化財愛護少年団」の結団式に参加。

 時の記念日の由来について話を聞いたあと、団員である児童代表が「飫肥地区の残る伝統芸能や文化財を大切にし守っていくことを誓います」と誓いの言葉を述べました。

 このあと、飫肥城の鐘をつく会・大塚昇会長から、鐘撞き堂の歴史や、時間の大切さなどの話しがあり、児童達は学習をしました。 そして、飫肥小学校の敷地内にある鐘撞き堂で、4人1組になり交互に20回ほど鐘をつきました。

 ▽鐘をついた児童は「鐘の鳴るゴーンっていう音がとても心に残りました。もっと時を大切にしていこうとう気持ちで鐘をつきました」「とても音が迫力あってビックリしたところもあったけれど、時間を大切にしようと思いました」と話していました。

 江戸時代中期に造られたこの鐘撞き堂は、太平洋戦争で軍に鐘を差し出しましたが、市民の手によって1965年に復元された歴史があります。 鐘つきは今も飫肥城の鐘をつく会を中心に、毎朝6時に鐘をついています。

 

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