ものづくりの魅力と大切さを学べる体験教室が、日南市立油津小学校で開かれました。宮崎県職業能力開発協会が開いた体験教室は、板金や表装、プログラミングを宮崎県内の技能士が6年生に教えました。
表装の体験では、厚紙で箱を組み立てて、和紙を貼り付けていきました。ハケで均等にノリを塗る作業に苦戦する児童もいましたが、技能士の人が丁寧に塗り方を指導。数々の工程をこなしながら、約1時間ほどで完成しました。 児童は「紙を貼るのが難しかった。ズレたところもあったけれど、ちゃんと出来たので、また機会があればやってみたい」と話していました。
その頃、板金の体験では、表札を作成。幅20センチ程ある銅板に名前を書いて、ボールペンで縁取りをします。裏返しにして、へら出しという作業をしていくと凹凸が出来ていきます。 磨きと色づけをして、銅板を木の板に取り付けて完成です。 児童は「けっこう力仕事で難しかった」とコメント。 技能士は「自分たちが作業した屋根や壁が残る仕事。将来板金屋になりたい人はなってください」と児童たちに話しました。
プログラミングの体験では、プログラミングができたら、コンピュータを自由に動かせる仕事の話を聞きました。 タブレットに文字を入力してロボットに喋らせたり、動きをつけたりするプログラムを作ります。 早くも使い方をマスターした児童は、歌と振り付けをするプログラムを組み込んでいました。 児童は「自分で動かせて嬉しかったり楽しかった。プログラミングは将来に活かせると思いました」と話していました。
楽しんで体験が出来た子ども達は、将来の仕事に興味を持つきっかけとなったようです。
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