全校児童７人の日南市立大窪小学校で「寺村剣棒踊り」の練習が本格的に始まりました。 寺村剣棒踊り保存会や保護者などが、児童たちに１番の踊りの指導をしました。 双子とその従姉妹である１年生が踊るのは初めて。
この寺村剣棒踊りは今から３００年以上前、串間市大平で高鍋藩の牧守が辺境防備のため、住民に教えた武術が原型とされ、後世の住民が統治者を顕彰して、祭りで踊ったのがルーツとされています。 １８８７年（明治20年）に大窪の寺村に伝わりましたが、４０年程前に保存会を結成して、今もこうして継承しています。
児童達は５月から練習をスタート。
踊りが対になり人数が足りないため先生も加わって、限られた時間で踊りを覚えています。
▽６年生「１年生に教えて楽しいです。大きなかけ声を出して、人数も増えたので１年生と協力して踊れるように頑張りたい。
▽１年生「一生懸命頑張りたいです」と意気込んでいました。
寺村剣棒踊り保存会の安藤勇会長さん「１回目よりかはだいぶ良くなった。高学年もよく教えていた。子供からパワーをもらっていますので、我々も頑張ります」と話していました。
寺村剣棒踊りは、１０月２０日にある飫肥城下まつりと、１０月２７日、細田小学校との合同運動会で披露されるので楽しみです。
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