プロ野球・読売ジャイアンツの球団カラーに塗装されたＪＲ日南線の木花駅が、１月２９日にお披露目されました。 この塗装はジャイアンツのキャンプ地となっている木花地域をＰＲしようと、宮崎市木花の市民活動団体「木の花サポーターズネット」と、宮崎大学の学生有志らが企画しました。
セレモニーには関係者や地区住民などが訪れ、 宮崎県シンボルキャラクター・みやざき犬のダンスなどもあり完成を祝いました。
これまで日南線の駅舎は、２０１８年に油津駅が広島カープの球団カラーの赤に。 その２年後には南郷駅が西武ライオンズの青に塗り上げられ、キャンプ地を盛り上げています。
▽宮崎市のファンは「完成してよかったですよね。私たちの長年の希望だった。子どもも喜びますから少しでも巨人軍 を応援したい」とコメント。
駅の改装費やイベントにかかる経費は、事業所や個人などからの寄付で約１００万円ほど集まりました。
▽木の花サポーターズネット・代表の吉野恒男さんは「皆さんからたくさんの協力や寄付で完成したことは喜びでいっぱいです。キャンプに来てくれる球団やチーム、我々の仲間たちも盛り上げっていけたら」 今後期待することは・・・「日南線において、広島カープ、西武ライオンズ、そしてジャイアンツと3つ目の駅になりました。3つの駅をつないで宮崎の南側を盛り上げていけるような企画やイベントができたらいい」と話していました。
来月から始まる春季キャンプでも多くの利用が期待される日南線。 ひとつの路線で球団仕様になった駅が３つあるのは全国ではおそらく初めてでしょう。
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