みやざき完熟マンゴー収穫 宮崎ブランド「太陽のタマゴ」25周年

みやざき完熟マンゴー収穫 宮崎ブランド「太陽のタマゴ」25周年


 品質は日本一と市場から評価を受けている完熟マンゴーの収穫が3月中旬から日南市ではじまっています。  日南市南郷町の河野俊昭さんの家族らが、約33アール程あるビニールハウスで、完熟したマンゴーを丁寧に収穫していました。

 糖度が13度以上ある完熟マンゴーは樹上で熟してネットの袋に自然落果したものだけを収穫します。 中でも重さが350g以上、糖度が15度以上あるものは「太陽のタマゴ」といわれ、宮崎ブランドとして4月13日から販売が解禁されます。

 今年の出来について ▽マンゴー生産者・河野さんは「昨年以上の上出来だと思っています。1〜2月寒かった分晴天が続き、肥大や着色も良くついてきた感じ。宮崎ブランド「太陽のタマゴ」が25周年を迎えます。ニッコリという気持ちを込めて、生産者消費者もニッコリできるようなマンゴーの年になれば」と話していました。

 原材料や資材高騰が相次ぐ中、河野さんのハウスの場合、設定温度を小まめに調整するなど経費を抑えるために工夫をしているそうです。

 日南市での収穫は3月中旬~8月下旬頃までで、主に関東や関西などを中心に出荷されます。 市内32戸の生産者では今シーズン164トンの出荷を見込んでいます。

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