大堂津小で避難用テントと簡易ベッドづくり体験


 日南市立大堂小学校の参観日(9月11日)で防災教育です。
日南市役所の防災専門官・永井さん「避難所での様々な問題への対策として、テントとダンボールベッドを体験してもらおうと思います」

 災害が発生したときにコロナ禍の避難所でプライバシーを確保できる屋内用のテントと簡易ベッドの組み立てに39世帯が体験。 親子2世帯ごとのグループで説明書を見ながら細いパイプをつなげて組み立てていました。横になって休める1人用と2人用のテント。親子で協力して和やかな雰囲気。

 ダンボール30枚ほどのパーツを使って作る簡易ベッドは5分ほどで完成させていました。 過去に避難をした人数を想定して日南市では現在、約1500人分のテントを備蓄しているそうです。

 ▽体験してみた人は「3人でもダンボールの上に座れるのでとても良いテント。みんな避難が簡単にできるような感じだったのでとても良いと思いました」「いざという時に役立って良いと思う」「女性でも結構簡単につくれて良かったと思います」

 ▽大堂小学校PTA会長の森和臣さん「実際に事が起きたときには慌てるかもしてないですけど、こういう経験をしているとその時に応じて対応ができるようになると思うので、大変ためになったと思います」

 ▽日南市役所の防災専門官・永井義弘さん「今日やった組み立ては、やっていないとできないんですよ。災害が起きた状況の中ですんなりできるとは思っていないので、多くの人に体験してもらいたいのがねらい。2020年は台風10号で1,500人が避難した。そのときは一部は提供できたが、全員分のテントは準備できなかった。現状では1,500人分のテントを購入して提供できるように準備しています。避難者がでるときには必ずテントとベッドを避難所へ運搬している。感染症対策を含めた部分でテントを準備しているので役に立てると確信しています」

 昨年度は地域の避難場所やハザードマップを確認して、生き延びるために必要なことを話し合ったそうです。

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