日南学園高等学校調理科「第37回 卒業作品発表会」。 保護者や学校関係者など、およそ８０人が集まって生徒たちの力作を鑑賞しました。
披露された約７０点の料理に家族らは生徒たちの成長を感じている様子。今年は特に、洋食や製菓などが多くみられました。
これまでは前日から夜通しで作品を作っていましたが、真空調理によって作業時間が短縮されたんだとか。 早朝３時頃から作品を仕上げた生徒たちは、各テーブルで料理の説明や記念撮影をするなど来場者をもてなしました。
▽和食を作った大河内里希さんは「3年間の思いを込めて作品に表しました。和が好きで就職先も京都で和の関わりをもちたいことで秋をイメージした作品。食事を通してたくさんの人の笑顔を見られると良い」
▽ホテルで調理に携わる平井雅さんは「保護者や先生方に感謝の気持ちを届けることを意識して作った。クロワッサンに合ったものを作りました。たくさんの人に笑顔を届けて堂々と料理ができる人間になりたい」と話していました。
最後に生徒代表の濱﨑心結（はまさき・みゆ）さんが「よりよい作品を作り上げるために、放課後や冬休みを利用し一生懸命取り組んでまいりました。将来、食を通して人を笑顔にできる料理を作れるように今後も努力したい」とあいさつ。
今年のテーマは「希望」。 ３月に卒業する調理科の生徒・３年生２５人の進路は、県外のホテルや福祉施設などへの就職、大学や専門学校への進学が決まっています。
日南に関する情報募集
日南テレビ! は、あなたが知っている情報を募集しています。どしどしこちらまでお知らせしてくださいね。
日南の特産品がネットショップで買えます！
日南テレビショップ（Yahoo!ショッピング）