この春から日南市内の公立中学校に入学する生徒の制服が新しくなりました。公立中学校で制服が統一されたのは宮崎県内初! 日南市立吾田中学校では(土持光司校長・全校生徒409人)ほとんどの新1年生(139人)が新しい制服を着用して入学式に参加。
▽新入生・小田結誠さん「新入生一同、初心を忘れず精いっぱい中学校生活を送ることを誓います」と誓いの言葉を述べました。
新たに導入された制服は、上はブレザーかポロシャツ。 下はスラックス、スカート、キュロットパンツの3種類から選ぶことができ、性的マイノリティーの悩みを抱える生徒たちにも使いやすくなっています。
▽新しい制服を着用した新入生は「昔のカチッとした制服よりも、こっちの方が着やすくて好きだと思います」
▽スラックスを着用した生徒「スカートは苦手でズボンの方がよかったので、ズボンにしました」
▽在校生の反応は「女子でも男子でも、いろんな制服を着られる時代になってきたので、とても良いと思います」とコメント。
デザインを統一したことによって生産コストが抑えられています。 これまでの制服と比べて、3,000円から7,000円ほど安く家計の負担軽減につながるということです。
▽保護者「可愛い制服で良いなと思います。経済的でとても良いです」と話していました。
機能性、経済性、選択制の3本柱を盛り込んだ新しい制服は生徒や保護者などの意見を参考に4年かけて完成させたそうです。 日南市教育委員会によると、これまでの学生服やセーラー服は、期限を設けずに今後も着用が可能とのことです。
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